国生みの神話③ イザナギとイザナミの国生み

神社の神様 伊邪那岐神(イザナギ)と伊邪那美神(イザナミ)の国生み
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前回、初めての 国生み に失敗した伊邪那岐神(イザナギ)と伊邪那美神(イザナミ)。

改めて 国生み をやり直します。

さて、今度はうまくいくのか・・・!

前回の話:国生みの神話② イザナギとイザナミ、史上初のセッ〇スに挑む♡

イザナギとイザナミ、国生みをやり直す

高天原から淤能碁呂島(オノコロシマ)に戻ってきたイザナギとイザナミ。

もう一度国生みの儀式をやり直します。

ふたりは天の御柱を逆に回り・・・出逢います。

今度はイザナギから先に・・・

 

イザナギ「お~!なんて美しい女性だ!」

イザナミ「あ~!なんて素敵な男性♡」

 

そして寝室で合体♡

今度は次々と子(国)が生まれます!

 

初めに生まれてきた子たち

まず最初に生まれたのは・・・

淡路島

神社の神様 伊邪那岐と伊邪那美の国生み 淡路島

淡道之穂之狭別島 アワジノホノサワケノシマ)

 

次に生まれてきたのは

四国

神社の神様 伊邪那岐と伊邪那美の国生み 四国

伊予之二名島 イヨノフタナノシマ)

ひとつの体に顔が4つもあり、それぞれ名前まで持っています。

  • 愛比売(エヒメ)
    伊予の国(愛媛県)
  • 飯依比古(イヒヨリヒコ)
    讃岐の国 (香川県)
  • 大宜都比売(オオゲツヒメ)
    阿波の国 (徳島県)
  • 建依別(タケヨリワケ)
    土佐の国 (高知県)

 

3番目に生まれたのは・・・

隠岐島

隠伎之三子島(オキノミツゴノシマ)

またの名を

天之忍許呂別(アメノオシコロワケ)

 

4番目

九州

神社の神様 イザナギとイザナミの国生み 九州

筑紫島(ツクシノシマ)

この島も顔が4つあります。

  • 白日別(シラヒワケ)
    筑紫の国(福岡県)
  • 豊日別(トヨヒワケ)
    豊の国(大分県と福岡県の一部)
  • 建日向日豊久士比泥別
    (タケヒムカヒトヨクジヒネワケ)
    肥の国(長崎県,熊本県,佐賀県)
  • 建日別(タケヒワケ)
    熊曾の国(南九州)

 

5番目は・・・

壱岐島

伊岐島(イキノシマ)

またの名を

天比登都柱(アマヒトツハシラ)

 

その次・・・

対馬

津島(ツシマ)

またの名を

天之狭手依比売(アメノサデヨリヒメ)

 

7番目

佐渡島

佐渡島(サドノシマ)

 

そして最後に生まれたのが・・・

本州

神社の神様 イザナギとイザナミの国生み 本州

大倭豊秋津島(オオヤマトトヨアキヅシマ)

またの名を

天御虚空豊秋津根別(アメノミソラトヨアキヅネワケ)

 

ここまでで、イザナギとイザナミが生んだ子(国)は八つ。

この八つの島が最初に生まれたので、日本のことを 大八島国(オオヤシマノクニ)と呼びます。

 

小さな島々の誕生

大八島国を生んで帰る途中、イザナギとイザナミは小さな島をたくさん生んでいきます。

 

 
吉備児島 キビコジマ (岡山県児島半島)

またの名を
建日方別(タケヒカタワケ)

小豆島 アズキシマ(香川県小豆島)

またの名を
大野手比売(オオノテヒメ)

大島 オオシマ(??)

またの名を
大多麻流別(オオタマルワケ)

女島 オミナシマ(大分県の姫島)

またの名を
天一根(アマヒトツネ)

知訶島 チカノシマ(五島列島)

またの名を
天之忍男(アメノオシオ)

両児島 フタゴノシマ(??)

またの名を
天両屋(アメノフタヤ)

 

こんな感じで六つの島を生みました。

これでイザナギとイザナミの国生みが完了しました!

つづく

次の話:神生みの神話 イザナギとイザナミが生んだ神様たち

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