国生みの神話① イザナギとイザナミとオノコロ島

イザナギとイザナミの国生み神話
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天地の創生の頃に成った、17柱の神様たち。

最後に成ったのは、あの有名な伊邪那岐神(イザナギ)と伊邪那美神(イザナミ)でした。

これからこの2柱の神様による、日本の国土造り(国生み)が始まります!

前回の話:【天地創生】世界の始まりに現れた17柱の神様

イザナギとイザナミの国生み

天地が分かれたと言っても、下界にはまだ陸地はありません。

見渡す限り海ばかり・・・

そこで天津神(あまつかみ)たちは、最後に生まれたイザナギとイザナミにこう命じます。

 

天津神「この漂ってる国を整え固めて、国土を完成させなさい。」

 

そして、天の沼矛(あめのぬぼこ)を渡しました。

 

淤能碁呂島(オノコロシマ)の出現

天の沼矛を受け取ったイザナギとイザナミは、さっそく国をつくりに出かけました。

天界と下界の境にある、天の浮橋(あめのうきはし)まで来たふたり。

天の浮橋 伊邪那岐と伊邪那美の国生み

そこから下界の海に天の沼矛を突き刺すと・・・

 

こ~ろ、ころ・・・

 

音を鳴らしてかき回しました。

 

イザナギとイザナミの国生み

そして天の沼矛を引き上げたとき、矛の先からしたたり落ちた潮(塩)が積もって固まり、なんと島ができちゃったのです。

この島がを 淤能碁呂島(オノコロシマ)といいます。

ふたりが生んだ島ではないので、国生みの数には入っていません。

オノコロ島は実在しないという説や、淡路島の南にある沼島のことだ、とする説などがあります。

「オノコロ島」の名前には、「自(オノ)ずから凝(コ)る(かたまる)島」という意味があると言われています。

 

イザナギとイザナミ、オノコロ島に降り立つ

イザナギとイザナミは、オノコロ島に降り立ちました。

そして、島に 天の御柱(あめのみはしら)を立て、

次に八尋殿(やひろどの)という広い神殿を建てました。

 

さあ、これで国生みの準備完了です!

これからいよいよイザナギとイザナミの国生みが始まるんですが、

 

その方法がびっくりなんです・・・

ちょっとエッチ・・・(*’ω’*)

まさに国を生む行為・・・

 

それはとっても大胆な国生みでした。

そのお話はまた次回!

つづく

次の話:国生みの神話② イザナギとイザナミ、史上初のセッ〇スに挑む♡

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