天地の創生の頃に成った、17柱の神様たち。
最後に成ったのは、あの有名な伊邪那岐神(イザナギ)と伊邪那美神(イザナミ)でした。
これからこの2柱の神様による、日本の国土造り(国生み)が始まります!
イザナギとイザナミの国生み
天地が分かれたと言っても、下界にはまだ陸地はありません。
見渡す限り海ばかり・・・
そこで天津神(あまつかみ)たちは、最後に生まれたイザナギとイザナミにこう命じます。
天津神「この漂ってる国を整え固めて、国土を完成させなさい。」
そして、天の沼矛(あめのぬぼこ)を渡しました。
淤能碁呂島(オノコロシマ)の出現
天の沼矛を受け取ったイザナギとイザナミは、さっそく国をつくりに出かけました。
天界と下界の境にある、天の浮橋(あめのうきはし)まで来たふたり。
そこから下界の海に天の沼矛を突き刺すと・・・
こ~ろ、ころ・・・
音を鳴らしてかき回しました。
そして天の沼矛を引き上げたとき、矛の先からしたたり落ちた潮(塩)が積もって固まり、なんと島ができちゃったのです。
この島がを 淤能碁呂島(オノコロシマ)といいます。
ふたりが生んだ島ではないので、国生みの数には入っていません。
オノコロ島は実在しないという説や、淡路島の南にある沼島のことだ、とする説などがあります。
「オノコロ島」の名前には、「自(オノ)ずから凝(コ)る(かたまる)島」という意味があると言われています。
イザナギとイザナミ、オノコロ島に降り立つ
イザナギとイザナミは、オノコロ島に降り立ちました。
そして、島に 天の御柱(あめのみはしら)を立て、
次に八尋殿(やひろどの)という広い神殿を建てました。
さあ、これで国生みの準備完了です!
これからいよいよイザナギとイザナミの国生みが始まるんですが、
その方法がびっくりなんです・・・
ちょっとエッチ・・・(*’ω’*)
まさに国を生む行為・・・
それはとっても大胆な国生みでした。
そのお話はまた次回!
つづく
次の話:国生みの神話② イザナギとイザナミ、史上初のセッ〇スに挑む♡